雄山神社・峰本社
富山県中新川郡立山町立山峰1


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雄山神社・峰本社(おやまじんじゃ・みねほんしゃ)

越中国一之宮、旧国幣小社
御祭神は、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、天手力雄神(あめのたぢからおのかみ)です。
※伊邪那岐神の本地仏は「阿弥陀如来」、天手力雄神の本地仏は「不動明王」。

社殿によると、大宝元年(701年)、越中国の国司・佐伯有若の子「有頼公」は、
白鷹と黒熊に導かれ立山の「玉殿岩窟」において
「我、濁世の衆生を救はんがため此の山に現はる。或は鷹となり、或は熊となり、
汝をここに導きしは、この霊山を開かせんがためなり」
という雄山大神の霊示を受け、立山を開山したと伝えられています。

峰本社の鎮まる立山は、万葉集にも「神の坐ます山」として詠まれた名山で、
中世には山岳修験の霊場として多くの信仰を集めました。
※日本三大修験の一つ。他の二つは富士山と白山。
冬は雪に閉ざされるため、山麓に「中宮祈願殿」および「前立社檀」が造営されました。


雄山神社・峰本社参拝メモ

参拝は2009年7月20日の早朝。天候は幸運にも晴れ。
登頂のルートはいくつかあるが、「中宮祈願殿」「前立社檀」の参拝のことも考え、
「室堂」から登ることにした。

立山の開山期間は短く、7月1日~9月30日の3ヶ月間のみ。
それ以外の期間は雪に閉ざされてしまう。
しかも北陸地方の梅雨は長く、平年は8月にならないと明けない。


◆立山の天気や気候について
  ・下記のライブカメラサイトで、立山(室堂)のリアルな気象状況等を確認することができる。
   http://www.murodou.co.jp/kozan/live.htm
   http://www.murodou.co.jp/ (立山室堂山荘のHP)
   http://www.alpen-route.co.jp/murodo/live.htm

◆室堂までの道程
  ・マイカーの乗り入れは禁止されているため、立山駅からケーブルカーやバスを乗り継ぎ、
室堂へ至らなければならない。
   工程やスケジュールのプランニングの際に、下記の情報が役立つ。
 
   (アクセスガイド) http://www.alpen-route.com/acs-route.html 
   (時刻表・・・立山駅~室堂(PDF)) http://www.alpen-route.com/pdf/guide_a2009.pdf
   (時刻表・・・室堂~立山駅(PDF)) http://www.alpen-route.com/pdf/guide_b2009.pdf
   立山観光協会・・・076-462-1001 

  ・立山駅には約1500台の駐車スペースがある。

  ・開山期間は非常に多く登山者が訪れる。混雑を避けたいのであれば、できるだけ早い時間の登頂をお勧め。
    ※ちなみに私は始発のケーブルカーに乗車した。

・バスに乗る際は左の窓側に座ることをお勧め。風景を存分に楽しむことができる。
山頂付近には社務所がある。
軽食や水なども売られていた。

立山駅からケーブルカー、バスを乗り継ぎ、登山口のある室堂(むろどう)に到着。(標高2450m)
正面に見えるのが立山連峰。(標高約3000m)
立山は万葉集にも詠まれた修験道の聖地で、日本三大霊山の一つに数えられている。
室堂到着は、2009年7月20日の早朝(7:20)。
<雄山神社のリンク>
帰路につこうと立山を見上げれば、何と山頂付近に虹。
しかも形がかなり特殊。
いろんな面で非常に印象に残る参拝だった。

地図
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下山後に遥拝する立山。
すっかり日が昇り、登山前とは表情が異なる。

登山開始は7:20。山頂到着は9:00。
下山開始は9:30。室堂到着は10:20だった。
(かなり飛ばしすぎ)

「玉殿岩窟」のさらに奥には滝がある。
かなり印象深い場所。

佐伯有頼公が雄山大神の霊示を受けたと伝えられる「玉殿岩窟」。立山開山の縁の地である。
※室堂山荘から、徒歩5分。
30分ほど山頂に滞在した後、下山開始。
危険度は登りよりも高いものの、筋肉への負担が少ない分だけ楽。

眼下に室堂。左にミクリガ池が青く輝いている。
360度、さえぎる物がない大パノラマ。
さらに右を向くと、今度は石川県の白山。
これで日本三大霊山そろい踏み。

視線を右に移すと、何と富士山が見えた。ここは富山県なのに!
中央にぼんやりとシルエットが浮かぶ。

剣岳。ちょうど「剣岳・点の記」の映画が上映中ということもあり、
登山者に大人気の山だった。
雄山山頂からの展望。
左より剣岳、その手前に別山、右に真砂岳。
蒼天の下に佇む峰本社の社殿。感動!
神職の方がこの中に入り、祝詞を奏上する。

社殿の前には石が敷き詰められている。
これは登頂者が持参した河原の石だとのこと。
祝詞奏上の最中。
山頂には何人もの参拝者の姿がある。
社殿の前に、オレンジ色の服を着た神職の方が立っている。
社殿(山頂)で祝詞をあげていただけるようだ。
500円の初穂料を納め、さっそく赴く。
鳥居より社殿を望む。
雄山神社・峰本社
社殿はまさに山頂に建っている。標高3003m。
ついに山頂に到着。
出迎えるのは、雄山神社・峰本社の社殿。
つらい登山だっただけにかなり感動。

ふたたび登山開始。
勾配はさらに急になる。最後の難関。
視線をやや左に転じれば、雲海のかなたに浮かぶ山。
他の登山者の情報によれば、「白山(日本三大霊山の一つ)」らしい。
水分補給をしながら、景観を楽しむ。
眼下に室堂。標高差は約500m。これを一気に登ってきたことになる。
休憩所らしき場所でしばし休息。
酸素が薄いせいか、目がチカチカする。
30分ほど断崖を歩き、もうへとへと。
と思ったら山頂が見えてきた。
ちょっと振り返ってみた。
下に見えるのは一の越山荘。足がすくみそうになる光景。
風景など楽しむ余裕がなくなる。
この勾配はちょっとつらい。
岩山を、両手でよじ登るようにして進む。
結構きつい。
さて、いよいよ山頂に向けて、この勾配を登らなくてはならない。
ストックをリュックにしまい、軍手を装着。

一ノ越から、これまでの登山道を振り返る。
室堂山荘が中央やや左に小さく見える。ずいぶん歩いてきたもんだ。
山並みの向こうに雲海が広がる。ちょっと感動。
一ノ越からの展望。中央に見えるのは国見岳かな?
約40分ほど歩き、「一の越」に到着。右の写真は一の越山荘。
立山は標高約3000m。酸素が薄く、無理をすると頭痛やめまいがおこる。
充分に休息をとりながら進んでいきたい。

立山を見ると、斜面に人影。
これからあの勾配を登らなくてはならないらしい。
右手に祀られている祓度社。
様々に表情を変える景観。
雪解け水が滝のように流れている。
登山道に何度も現れる雪道。左手に立山。
登山道横に広がる景観。素晴らしい。
立山。太陽は立山の後方から上がってくる。
振り向けば、後立山連峰の美しい展望が広がっている。
山の斜面を覆う雪。スキーができそうだ。
※帰りに見たら、本当にスキーをやっている人がいた。
登山道を覆う雪。
立山登山には、最低でも軽トレッキングシューズが必要。
※僕はゴルフシューズをはいて臨んでみた。
.
少し歩くと、左手に室堂山荘。
この山荘が提供してくれる気象情報は、かなり参考になった。.
右手には、室堂の近くにそびえる三角の形をした山。
これまた美しい。
立山の左にそびえる別山。
朝日をあびた山並みが実に美しい。
その社殿に向けて出発。
はじめは舗装されたなだらかな道が伸びる。
カメラを超望遠にすると、雄山の山頂に社殿が見える。
立山
立山は台形のような形をした連峰で、右より雄山(おやま・3,003m)、
大汝山(おおなんじやま・3,015m)、富士の折立(ふじのおりだて・2,999m)の三峰からなっている。
天候は晴れ。本当にありがたい。
まだ梅雨の最中で、前日は土砂降りの雨だった。
室堂の周囲には多くの観光スポットがある。
写真はミクリガ池。美しい。