花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)

御祭神は、伊弉冊尊(いざなみのみこと)、軻遇突智尊(かぐつちのみこと)です。

日本神話では、伊弉冊尊(いざなみのみこと)が火の神・軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を出産した際、
陰部を焼かれて亡くなったことが記されています。
「日本書紀」にその埋葬地が「紀伊国の熊野の有馬村」であると記述され、それが当地であると伝えられています。
※当社は延喜式に記載されておらず、かつては神社ではなく墓所として認識されていたのではないかと
解釈されているようです。

「花の窟」の名は、伊弉冊尊の魂を祀るため、花を飾り、のぼりや旗を立てて祭りを行なうことから
ついたと伝えられています。

花の窟神社から徒歩10分ほどの地に、軻遇突智の出産を由緒に持つ「産田神社」が鎮座しています。

花の窟神社
三重県熊野市有馬町上地130


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七里御浜海岸
花の窟神社の前に広がる海岸。全国渚百選の一つ。
地図
鬱蒼とした緑に包まれた参道。
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七里御浜海岸
聞こえてくるさざ波が心地良い。
海岸よりあらためて望むご神体(巨石)。
ご神体遠景
海岸側の道路から望むと、このような全体像を拝することができる。
それにしても、なぜこの岩を伊弉冊尊に見立てたのだろうか。
女性的な感じがするのだろうか。
御神木と境内社(篷戸神社~風宮)
境内の左手
この境内全体が神秘的雰囲気に満ちている。
絵馬石の奉納所
軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を祀る「王子ノ窟」
高さ12メートル程の岩。
軻遇突智尊は伊弉冉尊の御子であり「王子ノ窟」と呼ばれている。
境内の右手。
左に伊弉冊尊を祀る巨石。
その巨石と面する形で、「軻遇突智尊」を祀る「王子ノ窟」がある。
ご神体の巨石(上下)
この巨石全部を伊弉冊尊の依代と見たてているらしい。
巨石の下に置かれた「伊弉冊尊(いざなみのみこと)」を祀る御幣(ごへい)。
花窟神社御神体
花の窟神社は古来社殿がなく、熊野灘に面した巨岩を御神体としている。
※高さ約70メートル
いやーびっくり。巨石の上部は顔のようになっている。
参籠殿を抜けるとこんな感じ。
正面にご神体の巨石。
参籠殿
稲荷神社(左)と龍神神社(右)
参道横に祀られた稲荷神社の鳥居
光を浴びた鮮やかな朱色が印象的。
花の窟神社の鳥居と社号標
参拝は2009年9月下旬。
海岸から望む花の窟神社のご神体(伊弉冊尊を祀る巨石)