櫻井大神宮(さくらいだいじんぐう)
御祭神は、天照皇大神、豊受姫大神です。
この地に天照皇大神を勧請すべき神託があり、藩主・黒田忠之公は岩戸の西南の地(光寿山の麓)に、
神明造り茅葺の三殿を造営し、寛永2年(1625年)伊勢神宮(内宮・外宮)の両宮の御分霊を勧請しました。
創建以来、伊勢神宮の古式にならい、宮地を2か所定めて、20年ごとに交互に改築を行っていましたが、
慶応2年(1866年)式年遷宮13回目にして止まりました。
現在の社殿は140余年を経たお社とのことです。
桜井神社から車で5分ほど場所にある「二見ヶ浦」。
桜井神社の社地。古くから聖地として崇拝されてきた場所。
伊勢の二見ヶ浦は朝日を拝し、糸島(桜井)の二見ヶ浦は夕日を拝すことができる。
二見ヶ浦の夫婦岩
気持ちのよい森を抜け、社殿のある階上に到着。
tel:092-327-0317
鳥居と夫婦岩
宇良宮(うらみや・裏宮)のご神体で、海中の鳥居は、
「櫻井型神明造 両袖構」という独特のものとのこと。
桜井神社の境内に到着。
ところどころに咲いていた早咲きの桜がきれいだった。
桜井神社の神楽殿側からのびる参道。
帰りはこちら側を歩いてみる。
社殿周囲の杜。
神域感にあふれた心地よい場所。
参拝時間は11時ごろ。日の光が差し込む東南側は、とくにすごい場所だった。
御本殿に掲げられた額
御本殿
伊勢の内宮外宮の分神を一宇に奉斎。
千木の向かって右が水平切りで「内宮(天照大神)」を現わし、
向かって左が垂直切りで「外宮(豊受姫大神)」を現した独特の建築様式。
※堅魚木は6本(内宮と同じく偶数本)
拝殿
御本殿
神明造り茅葺の三殿(拝殿・幣殿・御本殿)。
御祭神は伊勢神宮(内宮、外宮)より勧請。
創建以来、伊勢神宮の古式にならい、宮地を2か所定めて、20年ごとに交互に改築を行っていたが、
慶応2年(1866年)式年遷宮13回目にして止まったとのこと。
現在の社殿は、明治維新直前(1866年)の式年遷宮により建替えられた築140年超のもの。
社殿前の鳥居
参道
参道の鳥居