賢者たちは言います。

人や出来事との「関係性」を向上させるには、ありのままを受け容れることだと。
ありのままを受け容れてはじめて、理解というものが生まれるのだと。


ありのままを受け容れるということは、お互いの関係性を作る
最もベースとなる心のあり方です。


もしありのままを受け容れることができないと、
あなたは自分の中に抵抗のバイブレーションを生み出すことになります。

抵抗のバイブレーションによって、人は自分の心を固く閉ざそうとします。

固く閉ざされた心は、自分以外の(自分によって都合の良くないものとの)
関係性を断とうとします。

そしてますます己の殻の中に閉じこもり、
自分を守るためにその殻を堅く強くすることばかりに意識が向くようになります。



関係性を向上させたいと思うなら、閉ざすのではなく開くことです。

それは、ありのままを、そのまま受け容れるということです。


自分にとって都合の良いことも悪いことも、
まずはそのまま、ありのままを受け容れてみる。

そうすると人や出来事の本当の姿を理解することができるようになってきます。


お互いを理解しあうということは、関係性を築いていくための出発点であり、
関係性を高めていくため不可欠な要素といえるでしょう。



この「あるがままを受け容れる」という智恵の種について、
賢者たちは次のような表現を用い、私達にアドバイスを送っています。



「世の中で出会う出来事に頑強に抵抗することをやめて、ありのままの自分と他人、状況を受け入れる」

「魂の目的」ダン・ミルマン

「下界に出た時、下界の彼らをそのまま認め愛する。そうしないと、あなたのバイブレーションは元どおり低くなってしまう」

「なまけ者のさとり方」タデウス・ゴラス

「仏となるのにやさしい方法がある。さまざまな悪をなさず、生死に執着することなく、生きとし生けるものにいつくしみ深くし、修行をつんだ人を敬い、衆生をいつくしみ、なにごとも厭うことなく、願うこともない。心に悩みもなく、憂いもない」

「正法眼蔵」道元:禅文化学院

「現実を現実として、あるがままに受け容れなさい」

「老子」

「許すことは過去を解き放つことです。許すことは、心の中に住む囚人を解放することであり、しかもその囚人が自分だったと気づくことです」

「人生が変わる習慣」アンソニー・バーグランド

「完璧である宇宙を信頼し、宇宙が運んでくるものをすべて、ありのままに受け容れることは、すなわち心を開いて喜びを受け容れることです」

「だれかを許すとき、実際に許しているのは、自分自身です。厳密にいうと、相手と共通する自分の一部を許しているのです」
「出来事をつくっているのは自分だから、快く受け入れる」

「you can have it all」アーノルド・パテント

「幸せを求めることは、絆、人との輪を求めること。そしてその輪を結ぶには、繰り返すようですが気づいて直すこと」
「関わりのある人間同士が、みんなで幸せになるには、心の絆をしっかり結んでいくこと」

「幸せの絆」木村藤子

「その人の神性に敬意を払いなさい。そしてこう言いなさい。『私はあなたの神性のみを見ます。私は神があなたを見るように、完全な存在であり神の御姿であり神の御姿にかたどって創られた存在だとみます』」

「人生を豊かにする法則」フローレンス・S・シン

「嫌いな人を避けたところで、世界中どこへ逃げても怨憎会苦(怨む憎む者に会う苦しみ)からは逃れられません。ありのままに与えられた環境を受け入れて、常に感謝をし、心豊かに日々を過ごすこと・・・これが私たちに与えられた定めのように思います」

「人生生涯 小僧のこころ」塩沼亮潤

「私は人を許す時、自分に何かを与えます。人生をより一段と高める思い、その感覚、そして自分を豊かにする言葉などです。そうしたものによって、私は誤解という暗闇を打ち破って、真実の光の中へと抜け出します」
「許しなさい、そうすれば、あなたが許されます」
「許すことは与えることの最高の形です。人の間違いに許しを与えることなのです。許すことによって、私たちは成長し、広がり、新しい地平線を見つけます」

「愛の波動を高めよう」アイリーン・キャディ

「人を第一印象や言葉だけで判断してはいけない。長い時間をかけ、沈黙の中から友情は芽生える。」
「知るのは言葉によってではなく、沈黙から。」

「ココペリの旅」山下マヌー

「本当の許しとは、相手のためにする行為ではありません。それは『自分のため』のもの、心の縮小を抑えるための行為なのです」
「私は自分のために許すのです。許しは自分を癒すこと、自分に力を与えることです」

「その人がした行為は変わらない。それは過去のことであって、今変えられることは何もない」
「その人自身も変わらない、その人はそういう人である、と考えましょう。『その人も苦しんでいるのだ』と考えて、思いやりの気持ちをもとうと意識します」

「『脳にいいこと』だけをやりなさい!」マーシー・シャイモフ

「『わかってもらえる関係』を築くための7つのルール(アルバート・エリス)
(1)相手をありのままに受け入れる。
(2)相手を賞讃し、感謝する気持ちを繰り返し伝える。
   ・自分が理解される前に、相手を理解する。
(3)真摯にコミュニケーションをとる。
   ・正直に快く「自己開示」をしていく。
(4)相手との意見や立場の違いを正直に認める。
   ・「相手のこと」を考える視点に切り替える。
(5)相手が目指している目標を応援する。
(6)相手にも間違いをおかす権利があることを認める。
(7)いまかなえられない願望を目標としてとらえなおす。
   ・「ねばならない」という強引な要求から、完全に自分を切り離す。

「『あまり人とかかわりたくない』人のための心理学」齊藤勇

「人生の無限の多様性を受け入れることは、癒しになります。
違いに心を開くことができるようになれば、あなたはより複雑で変化に富んだ、興味深い人間になれるでしょう」

「つながりを取りもどす時代へ」より・トマス・ムーア


≪関連する智恵≫
しくみと法則 「循環の構造」  「バイブレーション」
「同種のものを引き寄せる」  


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あるがままを受け容れる

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