賢者たちは言います。

自分の判断や行動の礎となる「原則」を持てと。
自分の中に揺るぐことのない軸を作ることが、
めまぐるしく変化する環境の中で生き抜くための重要な智恵なのだ
と。



私たちは日々さまざまな情報に接し、常に何らかの判断と行動を求められています。

判断すべき時間が十分にあり、課題がシンプルであれば、
それに的確に応えることは難しいことではないでしょう。

しかし、時に複数の問題を同時に処理しなくてはならなかったり、
多様な課題が複雑にからみあった問題への対処を求められることもしばしばです。


そのような状況が何度も続くと、人は思考力が疲弊し、判断力が麻痺し、
何が大切なことなのか分からなくなってしまうものです。


その時にその局面を乗り切ることができるかどうかは、
その人の中に「原則」いわば「価値軸」のようなものがあるかどうかによって決まります。

「原則」や「価値軸」、
それは最も根底にある判断の基準となるものであり、
自分自身が何に向えばよいのかを指し示すコンパスであり、
生きていく上で何を大切にすべきなのかを示し続けるガイドの役割を担ってくれるものなのです。

(※「死の直前の自分から学ぶワーク」を体験してみてください)


この「自分の中に原則を持つ」という智恵の種について、
賢者たちは次のような表現を用い、私達にアドバイスを送っています。



「わたしという人間はただ一つの原則だけでつなぬかれている。それは忠(良心をいつわらぬこと)と恕(他人への思いやり)である」

孔子

「目的をもって始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法の1つは、ミッションステートメント(個人的な憲法、信条)を書くことである」
「ミッションステートメントとは、自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、そして自分の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにすることである」
「個人のミッションステートメントが正しい原則に基づいていれば、個人にも揺るぎない方向性が与えられる。それは個人の憲法となり、人生の重要な決断を行う基礎となる」
「激しく変わる環境にあって、個人に不変の安定性と力を与えてくれるのである」
「ほとんどの人が、自分自身を律することができないという。一番の問題は、自分自身の優先順位が、深く心を頭に植え付けられていないということである」

「7つの習慣」スティーブン・コヴィー

「あなたが自分の個性と価値を認め、価値観を確立し、他人の意見に左右されなくなると、心の内にある、直感や智慧の源と触れ合えるようになる」

「魂の目的」ダン・ミルマン

「内省と自覚を生じることを自立といい、自立できた人のみ本当の信念が生まれる」

「いそがばとまれ公坊俊良」

私が常に教えるのは「中心をとれ」ということです。中心をとれとは、原点に立ち返って基本を見据えなさいということです。自分が依って立つ軸を見つめなおすこと、といってもいいかも知れません。迷ったり、惑ったりしているときは、軸がぶれているのです」

「いい言葉は3日で人生を変える」池口恵観

「君がそこまで混乱している理由は1つ。自分の中心軸が定まっておらんことじゃ」「よいかね。真の豊かさを実現するためには、まず自分の中心軸を定めることが不可欠なのじゃ」
「実に奇妙なことじゃが、多くの人間は『自分が人生で最も望んでいるものがなにか』を知らない。それゆえに、起きる出来事に振り回され、感情や衝動に流されてしまうのじゃ」
「多くの人間は、自分にとっての本当の幸せがなんなのかを知らない。その結果、本当の幸せを犠牲にして生きるはめになる」

「3つの真実」野口嘉則

「人生の意味とは、特定の仕事の中ではなく、『大きな目的』の中にあります」
「心理学者エドワード・ディーナーは、幸福感を生み出す一番の要素は『人生に意味を見出して・・・長いスパンの目的をもち、それを楽しむこと』だと言っています」

「誰もが目的をもって生きたいとは思うけれど、実際にどうすればいいのでしょうか。
答えは簡単。『立ち止まってみること』です。
立ち止まって、忙しい生活を離れ、心の中をのぞいてみることです。
あなたの胸を膨らませてくれるものは何でしょうか。魂をゆさぶってくれるものは何ですか。そして、心から望むこととは何でしょうか」

「『脳にいいこと』だけをやりなさい!」マーシー・シャイモフ

「人間には、一人ひとりに『人生の目的』がある」
「人生の目的を見いだすには、心を開いて、ワンネスを感じることです。人生の目的を、生活の中心にすえると、インスピレーションがさえはじめます。インスピレーションに身をまかせるとき、人生は充実したものになります」

「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」アーノルド・パテント

「わたしたちはインタラクティブな世界に住んでおり、自分の内部で起こっていること(つまり、思考、感情、信念)を変えることによって、周囲の世界を変えることができる」
「生き方や人間関係を変える、身体を癒す、家族や国に平和をもたらすといったことのためには、信念の用い方を変える必要がある」

「宇宙のマニュアル」グレッグ・ブレイデン

「幸せということの水準をどこにおくかで生き方、人生がすっかり変わります。まず、欲を捨て、既成概念を捨て、削って削って最後に何が残るのかを見つめてください」

「我を捨てること、欲を捨てること、思い悩まないこと、全ての人、全ての状況を受け入れることができること、搾取しようとする人間をも心の外に置くことができること、心穏やかにいること、素直であること、そうすれば精神的に向上できる」

「『大いなる光』から人類へ」
樋口雄三・アマノコトネ

「運をよくするいちばん簡単でパワフルな方法は、自分の使命にきづくことだと思います。世界中、どんな人にも、今回の人生でやるべき課題があると私は考えています。その謎解きの鍵は、本人の才能に隠されていると思うのです。
自分を幸せにできるかどうかは、自分の才能が何かを見つけ、それを勇気を持って開発していくかどうかにかかっています」

「強運を呼び込む51の法則」本田健

「『できる人たち』にあって、多くの人にないものは、何でしょうか?
それが『軸』です。彼らは『自分のルール』という『軸』を持っているのです」

「軸を持つと、相対的に対象を把握したり評価することができます。また、それを繰り返すことで、相対感が磨かれてきます。そうやって、ある基準からの距離を常に理解することで、自分にとって大切なことがわかってきます」

「マイクレド」浜口隆則・村上隆介

「『他者との関わり』を大切にしながら生きていると、『こうやって社会と関わっていきたい』という思いが芽生えることがあります。『こうやって生きていくと自分を生かし、自分も幸せになりながら、社会にも貢献できる』ということに気づくことがあります。
それことが天啓であり、あなたの使命のヒントです」

「マイクレド」浜口隆則・村上隆介

「私たちが、自ら自分に備わっている本来の気質にいったん気づくようになると、自己の真の気質に従った生き方が始まります。
自分自身をよく知り、本当に自分でいること。
このようにありのままの自分を受け入れることによって、自分自身がもっている本当の天才的部分を発見するのが可能となります」

「宇宙に融けこむエコ・ハートフルな生き方」サティシュ・クマール


≪関連する智恵≫
智恵の種 「具体的な目標を示す」
「ワクワクすることに取り組む」
「内なる声に耳を傾ける」
ワーク 「死の直前の自分から学ぶワーク」  「目標設定の留意点」



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