賢者たちは言います。

自分の外に問題があると思う、その考えこそが問題なのだと。
もし苦しみを感じるのならば、その原因を自分の中に見つけるのだと。



そしてその苦しみを作り出す原因について、賢者たちはこのようなものだと
述べています。

「我欲」
「エゴ」
「すでにそうであるものに対する抵抗」
「執着」
「欲望」
「無知と貪愛」




本当に苦しみをなくしたいと思うなら、それらと向き合う
必要があるのでしょう。

そしてもし向き合うことを避けるなら、
同じような苦しみが再びやってくることでしょう。



この「自分の中に原因を見つける」という智恵の種について、
賢者たちは次のような表現を用い、私達にアドバイスを送っています。



「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
「状況を変えたければ、まず自分たちを変えなければならない」

「7つの習慣」スティーブン・コヴィー

「うれいと悲しみ、苦しみと悩みのある迷いの世界をうみだすのは、『我欲』この一心である」
「人のうれい、かなしみ、苦しみ、もだえはどうして起こるのか。それはつまるところ、人に執着があるからである」
「富に執着し、名に執着し、命に執着し、我に執着する」
「さらにこの執着をおしすすめてみると、人々の心に中に、無知と貪愛とが見出される」
「無知は、移り変わるものの姿に眼が開けず、ものの道理にくらいことである」
「貪愛は、むさぼることのできないものを貪って、執着し、愛着することである」

「生活のささえ」京都大原三千院

「苦しみはすべて、エゴがこしらえたものです。「すでにそうであるもの」に対する、心の抵抗が原因です」
「私達は、必要のない苦しみを自分から背負っている。「すでにそうであるもの」に対する拒絶や、無意識のうちの抵抗が原因です。思考は物事に対して「決めつけ」をする。すると必然的にネガティブな感情がわきあがる」

「さとりを開くと人生はシンプルで楽になる」エックハルト・トール

「もし、自分の恵まれない境遇を見て、まわりの環境や運命、あるいは他の人々にせいにしているならば、まず内面を見て、自分の態度を変えるには何ができるかを考えなさい。そうすれば少しずつ変化がおきるのが分かるはずです」

「心の扉を開く」アイリーン・キャディ

「迷いのもとは苦である。尽きることのない欲望が苦を生じさせている。欲望を消滅させれば苦はなくなる」

「誰でもわかる法華経」庵谷行亨

「インサイドアウトとは、自分自身の内面から始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである」

「7つの習慣」スティーブン・コヴィー

「現実の苦しみを生み出す根本原因は、「渇愛」(執着)あるいは、、「無明」(無知)にある。」

ヴァスバンドゥ(世親)

「苦しみは、そのほとんどが自ら選んだもの」
「苦しみは、あなたの中の医者が、あなたのなかの病んだ自分を治すために出す苦い薬」

「預言者の言葉」

「苦痛は、どれほど深く感じることができるかを知るためのひとつの方法です」
「苦痛とは、自分を癒すために必要な愛が、既に自分の中にあることを発見するために、時々支払う代価なのだと見なしてみてください」

「祈りの法則」グレッグ・ブレーデン

「仏教には「三毒」と呼ばれる「貪、瞋、痴」という三悪があります。「貪」とは、自分の好きなものだけに執着して、得たものは独り占めしてしまうこと。「瞋」とは、自分が嫌だと思うことに腹を立てたり、反発すること。「痴」とは、すべてを自分の思うとおりにしたいと思うことです。この3つが、あなたの生まれ持った光を曇らせてしまうのです。」

「いい言葉は3日で人生を変える」池口恵観

「私はトラウマというのは、ワガママの一種だと思うのです」
「五体満足で生まれた方が、過去の因縁を未来まで持ち越し、心を縛られているとは、なんて贅沢なことか」
「過去に傷ついたことがあっても、一歩一歩戒壇を上がるように、トラウマから心を解き放っていきましょう。被害者意識にとらわれ、泣いてばかりいてはダメなのです」

「幸せの絆」木村藤子

「常に人が取り組まなければいけないのは、自分自身である」

「人生を豊かにする法則」フローレンス・S・シン

「私たちが自由であることを妨げているのは何、あるいは誰だろうか。私たちは、政府のせいにする。天気、両親、宗教、神などのせいにする。いったい、誰が私たちが自由であることを妨げているのだろうか。私たちが、自分で妨げているのである」

「四つの約束」ドン・ミゲル・ルイス

「苦の原因は欲望なり」
「しがみつこうとしなければ、その損失に苦しむことはない」
「環境を変えたい?いや自分の頭の中を変えるべきです!!」

「BE HERE NOW」ラム・ダス

「いろいろな迷い、苦しみというものを抱えての私たちの生活ですけれども、何ゆえに迷い、何ゆえに苦しんでいたのかということを自分自身の過去を振り返ってみたときに、心の中で自分自身を都合のいい場所に置き、都合よく事が運ぶように考えて、それが思い通りにならないと、まるで被害者のごとく悩み、苦しんでいたわがままな自分がいたように思います」
「そんな自分に懺悔して、反省という方向に心が動いたとき、迷いや苦しみは、結局自分の心がつくっていたのだと気がつきました。そしてやっとその迷いや苦しみから抜けることができたように思います」

「人生生涯 小僧のこころ」塩沼亮潤

「あなたの内に緊張があるときは、内に目をこらして、何と戦っているためにその緊張が生まれているのかを調べなさい。そこには、あなたの進歩を遅らせ、あなたが最高のレベルに達するのを妨げているものが、何かあるはずです。」

「心の扉を開く」アイリーン・キャディ

「自分の外に原因があると考えるのは、実は時間とエネルギーの浪費なのです」
「他人のせいにすると苦痛が和らぐような感じがして、ほんの少しの間ですが気持ちが楽になるのかもしれません」

「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」ウエイン・W・ダイアー

「何かを手に入れたいという欲望は、それが実現しても本当の喜びをもたらしてはくれないばかりか、さらに別の欲望を喚起するだけ」

「『脳にいいこと』だけをやりなさい!」マーシー・シャイモフ

「すべての原因は自分の『外』にあるのではなく、自分の潜在意識の『なか』にあるのです。わたしたちの潜在意識のなかの情報に感謝して愛することによって、その情報を消去することができるのです」

「すべての問題は自分のなかで起きていることであり、『100%自分の責任』なのです」
「源はわれにあり」

「豊かに成功する ホ・オポノポノ」イハレアカラ・ヒューレン

「わたしたちは『人生(・・・霊的、物質的豊かさ、人間関係や仕事、愛情生活、これまでに成し遂げたこと、恐れや不安、欠如感)』を眺めるとき、自分が無意識に信じている信念の反映を見ているのかもしれない」

「多くの人間にとって、最も大きな苦しみを生み出すのは、家族や人間関係、過去の記憶に『しがみ』つこうとする思いである」

「宇宙のマニュアル」グレッグ・ブレイデン

「国のレベル、民族のレベル、宗教のレベル、人のレベルと、それぞれにいろんな心の働きがあります。いろいろな価値観、思い、考え、生き方があります。それらが相手の思いと衝突し、自己を防衛するため、喧嘩や摩擦が起きる原因となります。また自分の内側にも、つねにいろいろな思いがあり、そこに苦しみが起きています」
「心は分けることで、ひとつになることができず、その違いで相手を受け入れることができず、さまざまに苦しむのです」

「すべての苦しみは、心の欲望から生じています。欲望があるから、こんなにも苦しいのです。欲望が集まれば集まるほど、苦しみもまたどんどん集まっていきます。欲望と心は、お互いに引きつけあう磁石のような状態になっているのです」

「ヒマラヤ聖者の超シンプルなさとり方」ヨグマタ相川圭子

「私が『受発色(じゅはつしき)』と呼んでいる心と現実の関係・・・。
『受』とは、ものごとを感じ、受けとめる心の受信のはたらきのこと。
『発』とは、ものごとを思い考え、言動をもって外に現わしていく、心の発信のはたらき。
『色』とは、仏教の言葉で、現実を指します。
どのような場面をとっても、人間は現実を受けとめて(受)、思いを考えて行動を現わし(発)、新たな現実(色)を生み出しています。私たちは、ほとんど間断なく、この「受→発→色」のトライアングル(三角形)を回しながら生きているということができます」

「運命の方程式を解く方法」高橋佳子

「心の苦悩の多くは、恐怖によってもたらされていることに気づくでしょう。不安な気持ちや成功したいという野望、自分の力を示したいという欲望、他人にいいところを見せようとする努力、他人を思いのままに操り支配したいという欲求、モノを買って所有して使いたいという執着心・・・どれもよくよく考えると、恐怖心がからんでいます」

「つながりを取りもどす時代へ」より・サティシュ・クマール

「我が土地、我が家、我が物、我が権利、我が富。これらは小さな心の所有物にしかすぎないのです。スピリチュアリティは、このような小さな心から私たちを解放してくれます。それだけではありません。エゴの本当の正体である、小さなわたしからも自由にしてくれるのです。スピリチュアリティを通して私たちは、分かち合うこと、労わること、思いやりが自発的に生まれるような大きな心の扉を開けることができます」

「宇宙に融けこむエコ・ハートフルな生き方」サティシュ・クマール

「執着、思い込み。これが僕たちを苦しめる元凶だと思います」

「さとりの授業」阿部敏郎

「宇宙は敵対的でもなければ友好的でもない。ただ自然の成り行きに従っているにすぎない」

「達成したい目標に強くこだわり、現実から楽しさを引き出せなくなった時に問題が生じる」

「自分自身や自分の欲求、願望にこだわりすぎると、物事がうまくいかなくなった途端に混乱に陥る。」

「意識にマイナスに働く主な力の一つは心理的無秩序・・・すなわち現在の意図と葛藤しあう情報、または意図の遂行から我々をそらしてしまう情報である。この状態をどのように経験したかによって、それは苦痛・恐れ・激怒・不安・嫉妬などさまざまに呼ばれる。」

「フロー体験・喜びの現象学」M.チクセントミハイ


≪関連する智恵≫
しくみと法則 「苦悩とは気づきのサイン」
メッセージ 「岐路」
ワーク 「感情の癖に気づくワーク」 「苦しみを克服するワーク」


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