自分が全体につながり、影響を及ぼす存在であることを自覚した賢者たちは、
自分自身の心のあり方を見つめなおし、己の行動を正し、
そしてより深く全体につながることを望むようになります。


そして自分自身への研鑽を行い続ける中、
心の奥から沸き起こる止めようもないある衝動にかられます。


それは、
もっと全体の向上のためにできることはないだろうか?
例えば、自分が体験し学んだ智恵を他の人に伝えることで、その人たちに何らかの気づきが生まれるかも知れない。
そのことによって私は、全体の向上により多くの貢献を果たすことができはしないだろうか・・・」

そんな使命感に似た思いです。


この思い至り、行動を起こす人たちは
「導き手(ガイド)」となっていきます。



導き手は、自分が出会った様々な苦難の中から
自らの体験を通して見出した「智恵」を、人々に伝えます。

そこには、その人の生きる上での哲学があり、
その人なりの一貫した筋(ロジック)があります。



導き手は、考えを他人に強要することを避けます。

考えを押し付けることは、その人の気づきの機会を奪い、
創造を通して学ぶという貴重な体験を損なわせてしまうことを知っているからです。



私たちは、自らの体験を通して深く学んだ智恵を人々に伝える
「導き手」となることができる存在
です。


なるかならないかは、体験の質とタイミング、そしてその人の勇気しだいだと思います。



この「導き手となっていく存在」という法則について、
賢者たちは次のような表現を用い、私達にメッセージを送っています。



「私達は、教え、導き、癒し、人々に思い出させるためにここにいる」

 
「聖なる旅」ダン・ミルマン

「生活目標は、自己の存在が世のため人のためになること」


 
「真理のひびき」中村天風

「霊的真理を知り、つねに愛と思いやりを、まわりの人たちに施していきましょう」

「スピリチュアルな人生に目覚めるために」江原啓之

「地上でのあなたたちの仕事は、自分が何者であるかを学ぶことではなく、思い出すことだ。そして、ほかのみんなが何者であるか思い出すことだ。だから、ほかの人にもそれを気付かせること、思い出すようにしむけることも大きな仕事の1つだ」


「神との対話」N.D.ウォルシュ

「最も己を大切にすることは、自己の個性を、できるだけ伸ばして、世のため人のために働かすことである」


「万人幸福の栞」丸山敏雄

「今度はそれを他人と分かち合う義務が生じます」「大切なのは役立つことです。霊的真理の悟りを一人でも多くの、受け入れる用意のできた人のために施すことです」


「シルバーバーチの霊訓(一)」

「仏道を学ぶということは、自己を学ぶということ。自己を学ぶということは、自己を忘れるということ。自己を忘れるということは、すべての物事が自然にあきらかになるということ。すべての物事が明らかになるということは、自分をも他人をも解脱させるということ」


「正法眼蔵」道元:禅文化学院

「あなたはこの世に良きことをもたらすために存在しているのです。愛と光と英知を、必要としているすべての人に放射するためにこの世にいるのです。この役割を果たすためには、まず自分の意識を高め、全体と1つにならなければなりません」


「心の扉を開く」アイリーン・キャディ

「自分自身の体験によって魂が感動したものでなければ、人に法を説く資格はありません」「真に役に立つ人間になるためには、魂の最奥まで響く強烈な体験がなくてはなりません」


「シルバーバーチの霊訓(一)」

「人間の役割には、つねに二つの側面があります。ひとつは自分自身がもっている思い込みや信念をたちきって、真実へと飛躍すること。もうひとつは、ほかの人もそれができるよう、手を差し伸べることです。
わたしたち一人ひとりに、地球全体の意識レベルを高める力が備わっているのです。それは、ひいてはすべての人の、人生の質を高めることにもつながっていくのです」

「you can have it all」アーノルド・パテント

「あなたの役目とは、自分の生きざまを通して、わたしの王国をこの地上にもたらすことです」
「自分でそれを体現し、皆にその意味がわかるようにするのです」

「心の扉を開く」アイリーン・キャディ

「私は自分がこの地球に特別な理由があって生まれてきたことに気がつきました」
「私は神と人類に奉仕するためにここにいるということでした」
「人類に奉仕する方法は、自分の中に意識を向けて、自分の神性を発見するように人々を仕向け、自分の神なる中心部から生き、行動し、存在ように勇気づけることでした」
「自分は光の道しるべであること。自分は光の存在であること。自分は神の光であること。世界の光であること。すべての人がこうしたことを知らなければならないのです。このことに気づくことによって、私たちはより大きな光をこの地球上にもたらすことができるのです」

「愛の波動を高めよう」アイリーン・キャディ

「修験道はすなわち菩薩行ですから、『菩薩を目指す者』が行じなければならない、六波羅蜜(布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智恵)を大切にしてきました」

「修験のこころ」五條順教・塩沼亮潤

<六波羅蜜>
 ・布施(ふせ)・・・生きとし生けるものに施すこと。
 ・持戒(じかい)・・・仏の定めた戒を守ること。
 ・忍辱(にんにく)・・・忍耐すること。
 ・精進(しょうじん)・・・なまけないこと。
 ・禅定(ぜんじょう)・・・心の奥底を照らすこと。
 ・智恵(ちえ)・・・空というあり方をしる智。

「修験道」伊矢野美峰

「自ら学ぶまでは、教える立場にたつことはできません」
「自分自身の体験によって魂が感動したものでなければ、人に法を説く資格はありません。」

「シルバーバーチの霊訓(一)」

「これからは、宇宙と人類の摂理に従って生きていくようになります。地球においては天地自然の神が中心となってまいります。我々日本人はこの本来の生き方を世界に提言し、地球の新生と人類の魂の進化に貢献せねばなりません」

「『大いなる光』から人類へ」
樋口雄三・アマノコトネ

「人の幸せに貢献したときに最高に幸せになれる」

「マイクレド」浜口隆則・村上隆介


≪関連する智恵≫
しくみと法則 「全体につながり、影響を及ぼす存在」


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導き手となっていく存在

導き手となっていく存在
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