<一覧へ戻る>

『心のピント』

 

なぜ人は

すごく小さなことでいつも悩み

些細なことで喜んでしまうのでしょう

僕にもそういう時があります

それは心がとても小さくなってしまっている時

世の中を

顕微鏡で覗いている時

ピントがあうのは

見えているものは

実はすごく小さなものなのに…


顕微鏡から目を離しましょう

そうすれば

広い世界が見えてきます

今自分は本当はどこにいるのかが分かってきます

すごくきれいな草原の中だったり

とても危険な崖のすぐ近くだったり

不安定な海の上だったりもします

そのためには

考えることを

ちょっとだけやめてみるのです

じっとしてみること

立ち止まること

大きな自然の流れの中に

自分の意識を溶かしてみること

そうすれば何かを感じます

広い世界が心の中で

何かを語りかけてきます

自分が今どこにいるのか

まわりがどうなっているのか

自分はどうしなければ本当はいけないのか

語りかけてきます

素敵なことです

<一覧へ戻る>
1998年作