
私たちは、日々の生活を行う中で、様々な感情を生み出しています。 良いことが起これば嬉しいと思いますし、 嫌なことが起これば怒りや悲しみの感情を抱きます。 まずお伝えしたいのは、人にはそれぞれ感情の抱き方の「癖」があるということです。 ある出来事に遭遇したときに、あなたは何からの感情を抱いたとしましょう。 例えば、道を歩いていて車にぶつかりそうになった。 あなたはその出来事によってどんな感情が生まれるでしょうか? 車に対して怒りの感情が湧き上がるかも知れない。 ぶつからなくて良かったという安堵の感情かも知れない。 恐怖の感情があなたの全身を貫くかも知れない。 生み出される感情は、人によって様々です。 車や事故といったものについて、その人の中にどのような経験や認識が蓄積されているかに よって生じる感情は変わってくるでしょうし、その出来事に遭遇する直前にどのような思いを抱い ていたかによっても、生じる感情の種類は異なります。 そしてその人の感情の抱き方のパターンというものも、感情の生じ方に大きな影響を及ぼす 要素なのです。 |
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まず最初に仮説を立ててみましょう。 あなたは、自分自身がどんな感情や思いを多く抱く傾向があると思うでしょうか? 喜び、安らぎ、期待、ワクワク、楽しさ、感動 怒り、焦り、緊張、嫌悪感、警戒感、苛立ち 優越感、劣等感、ねたみ、驚き・・・ 様々な感情や思いがあります。 あなたはどのような感情を頻繁に抱く傾向があるでしょうか? まず仮説をメモ帳に書いてみてください。 |
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次に、その仮説を検証するために、自分自身を観察してみましょう。 対象物がどのような特性をもっているのか調べる最も有効な方法は、観察することです。 自分自身の感情の癖を知る最も有効な方法は、自分自身の中にどのような感情が浮かぶのかを 観察してみることが最も有効です。 仮説を書いたメモ帳をポケットの中にしまってください。 そしていつも通りの生活をしてください。 ただ、自分の中にもう1人の自分をつくり、その自分に感情の見張りをさせてください。 そして見張りをしている自分がなんらかの感情を発見したら、その発見した感情をメモ帳に 書いてください。 書く言葉は感情の種類のみで結構です。 「不安」とか「焦り」とか、そんな単語で結構です。 同じような感情が何度もでてくるなら、最初の感情ワードの隣に、「正の字」を書き、数を数えて みてください。正の字が嫌なら、その数だけ○をつけていってもいいかも知れません。
例えばこんな感じです。 |
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観察は、まず1時間くらい行ってみましょう。 そんな時間の間にも、驚くほど様々な感情を生み出していることが分かるはずです。 そして自分が事前に考えていた仮設と照らし合わせてみましょう。 自分はどんな感情を抱く傾向があるのか、その予想と結果に気づきがあるはずです。 感情は、自分がいる場所や状況によっても様々に変化します。 家の中、会社の中や仕事の合間、誰かと一緒にいるときなど 様々な状況下で、「仮説」をつくり、そして「観察と記録」を行ってみてください。 観察の記録を終了し、仮説の検証を行うごとに、きっと何らかの気づきがあると思います。 もし何かを改めなければならないと思うのであれば、意識して感情の抱き方をコントロール してみてください。 無意識のうちに生み出し続ける感情は、その傾向によって癖を作ります。 そして感情の癖は、性格や人格に大きな影響を及ぼします。 自分が好ましいと思える感情を意識して抱くようになれば、いつしかそれが癖になり、 よりよい自分を創っていくことができるでしょう。 |