想像してください。 あなたは今、病院のベッドの上で人生最後のときをむかえようとしています。 残された時間は、もうわずかもありません。 あなたにできることは、たった1つ。 それは今までの自分の人生を振り返ることだけです。 あなたはこれまでの自分の過ごしてきた時を振り返り、どのような人生だったと思うことが できるでしょうか? |
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創造してください。 ベッドの上であなたの心の中には、どんな思いが浮かんでいるでしょうか? その浮かんだ思いを紙に書き出してみてください。 どんな些細なことでも結構です。 感情だけでも、思考の断片のようなものでもいい。 とにかく書き出してみてください。 ※頭の中で考えるだけではなく、「書き出す」という行為が重要です。 |
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次に、もしあなたの人生の中で転機となったことがあるとしたら、 死の床にあるあなたはどんなことを取り上げるでしょうか? 3〜5つの事柄を書き出してみてください。 ※実際に起こった出来事でも結構ですし、未来に起こるであろう想像上の出来事でも 結構です。 |
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さて思い出してください。 あなたがその転機に向けての取り組みを行っていたとき、 または転機となる決断をくだしたとき、 あなたの中には信念のような強い思いがありました。 それは何だったでしょうか? それぞれの転機ごとに、それを書き出してみてください。 もしもここで新たな転機を思い出したり想像することができれば、それを書き出し、 その事柄に対しての強い思いも書いてください。 |
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あなたには、人生の中で大切にしてきた言葉がありました。 それは何だったでしょうか? 以下に主だった言葉をあげてみました。 その中で気になったもの、心に響いたものを選び、紙に書き出してください。 いくつでも結構です。 もしもここで紹介していない言葉が思いついたら、それを書いてください。
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大切だと思う言葉をいくつあげることができたでしょうか。 次は、その書き出した言葉の中で、あなた自身がより重要だと思うものを3つだけ 選んでみてください。 そしてその3つをあらためて書き出してください。 |
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さてここで、これまでの取り組みを一度振り返ってみてください。 あなたが書き残したものを、もう一度眺め、読み返してください。 これらはあなたの中で大切に思っている、もしくは大切にしたいと考えている事柄です。 あなたは人生の中で、どんな価値観を重要だと考えているのでしょう。 心の底にある強い思いとはどんなものなのでしょう。 それを思うがままに書き出してください。 |
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何か本質的な大切なものを見つける際には、 「俯瞰(フカン)する」という手法がとても大切です。 自分の死というものをイメージし人生を俯瞰する、 そして人生全体にとって大切だと思える価値観や思いを整理してみる、 今回のワークにはそのような意義がありました。 何か大切なことを決めなければならないとき、人生の道に迷ってしまったと感じられるときなどに またお試しいただくと良いと思います。 |